モリミーの掟
ほーこりだけ被って 見つーからない ♪
だれーの手にだって 触れーられない ♪
ぼーくたちの現在をー くーり返すこーとだらーけでも ♪
四畳半神話体系のOPでモリミーのパスティーシュでも気取っているのだろうか まったくもって阿呆の極致ではないか。しかし、この報われぬことであるが故に、否、むしろ報われることも社会的配慮も名誉もかなぐり捨て、ただ茨の道を突き進まんと不毛に全力をそそげばこそ始まる滑候ブログなのである
最近インドア派が増えたと ナンてこったい /(^o^)\
でね、そういうのって非リア充扱いですよ(なお、私に多く含まれる成分です)
アウトドア派じゃなきゃリア充じゃないってよ(ドでかいお世話だコノヤロー)
デモ非リアでも外に出る、けどやっぱ非リアを書いた小説がある
みんなも非リアこじらせて熱に浮かされて京都の街を徘徊したくなること…
あるよね (パッション!)
そんな時にはこの一冊
著者 森見登美彦 Copyright © 2016 SHINCHOSHA All Rights Reservedより引用
ようやくすると、くされ学生が元恋人の「観察日記」と称したストーカー行為で京都の街を歩き回っておかしな京大仲間となんやかやで夢と現でジョニーなだめたりえっちゃないかだったり
2003年の著者のデビュー作
今日、なんか殺伐とした作品が多かったり、かと思えば極端に無理して優しい世界を出そうとしたりする作品とかそんなのに溢れてますけど…
森見登美彦は違います
京都という街が箱庭化したかのような世界で繰り広げられるマジック・リアリズム
それだけ聞くとおしゃれな現代ファンタジーっぽいですが、くされ学生がでるからそうはいかない(笑)
必死な阿呆たち、愛すべき阿呆たちが出て殺伐なんてならない
絶妙なんです
興味ある人は一読してみてはいかがか
著者からは他にも
『四畳半神話体系』
『有頂天家族』
これら二作品がアニメ化
どちらも京都が舞台 森見氏自身、京大出で元はお役所勤めだったとか
短編集『走れメロス』から表題作と上記の『有頂天家族』が舞台化
舞台のDVD欲しい
『有頂天家族』は二期決定!
正直、諦めてただけあってうれしい
『四畳半神話体系』の事実上続編にあたる『夜は短し歩けよ乙女』
著者 森見登美彦 ©KADOKAWA CORPORATIONより引用
こっちから読んでも大丈夫です。NHKのトップランナーに森見氏が出てたのを見て初めて知って、これから読みました
2008年だったから森見氏デビューから5年…知らなかったとか損しすぎ
京都住んで夜に出かけた人とか分かると思いますが、大きな駅周辺でもかなり静かなんですよね
だからすんなり小説が入っていったのかもしれません
それ以前に読みやすいのもあると思いますが
ただ、面白すぎて京都の観光地巡りとかだけならいいんです
聖地巡礼?それもいいと思うんですが、のめりこみ過ぎて京都大学行こうとかなると、ちょっと考えてからのほうが…
京大生に迷惑がかかるから?まあフィクションだしね
とか考えてる人
…京大生ね、マジであんな感じだから
そのわけ
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京大 折田先生像 で検索
折田先生を讃える会より引用